黄色と黒の縞々のからだ、黒くて長い触角、敵を見据える鋭い瞳、ハチのキングとも言われるスズメバチですが、元気に活動をする期間と、そうではない時期があります。
4月から10月にかけてはスズメバチの発生時期で、暖かい季節になったらスズメバチの生態に気をつけた方がいい季節でもあります。
一般的に女王バチは45ミリ前後、働きバチが55ミリ前後、オスバチは40ミリ前後のサイズのものが多いようです。
スズメバチの毒のなかには、警報フェロモンというものが含まれていて、「悪い敵が来たから、みんな警戒をしてください!」というサインを仲間たちに伝える役目を持っています。
一致団結をして巣を守る、忠誠心の高い生き物ですが、ハチの生活圏で暮らす私たちにとっては怖い話ですよね。
毎年30人近くの人が全国でハチの襲撃にあって、尊い命を亡くされているといわれています。
巣を見つけたときは、駆除するサイン。
いち早く専門家に相談する姿勢が大切です。