活発に動いているイメージの強いスズメバチですが、意外なことに雨が大嫌いだということです。
最近のスズメバチは人間に近いところで暮らすものが多く、人間の出した残飯などを食べて、生息をしているというツワモノもいるくらいです。
暖かく雨にぬれない場所にマイホームを作るために、スズメバチの巣の多くは玄関先の軒下や木の下、床の下、植木鉢の中、側溝のふたの裏、駐輪場の軒下など、実に様々なところで見ることができます。
洗濯物を干したり、庭木に水をあげたり、草取り、車の手入れなどをしている音がハチに警戒をされて、刺されてしまう方も多いようです。
1年のなかでも、働きバチが羽化をし始めて、より大きな巣づくりを行う7月から10月にかけてが、ハチに対する警戒期間です。
ハチは人間を見つけると刺す前に、「向こうに行け」というアゴを鳴らした、カチカチという警戒音で威嚇します。
この音がしたら、体勢を低くして静かに逃げることが大切です。